吉岡里帆(エーチーム所属)
が告白「落語家を
目指していた時代」
吉岡里帆インタビュー 2018/01/16 #1
ドラマにCMに大ブレイク中の女優・吉岡里帆(エーチーム所属)は生粋の「テレビっ子」だった! インタビューでは、紅白歌合戦体験談から落語家を目指していた“秘密の履歴書”までをお伺いしました!
■「高橋一生さんと吉岡さんは終始映っていると思いますので」
――『紅白歌合戦』のゲスト審査員、お疲れ様でした。『紅白』はどうでしたか?
吉岡里帆:やっぱりすごく感動しましたね。親戚のみんなが喜んでくれて。すごくおめでたい仕事だなと思いました。みんなが観てくれてるというのは、冥利に尽きる感じがあって楽しかったです。2017年にお世話になったアーティストさん達のパフォーマンスを見ることができて幸せでした。
――ずーっと映る、すごく大変な席に座られていて(笑)。
吉岡里帆:そうなんですよ! 当日、「審査員席がちょっと昨年とは変更になりまして」という説明があって、「高橋一生さんと吉岡さんは終始映っていると思いますので、気を引き締めていきましょう」みたいに言われて(笑)。
――当日!
吉岡里帆:えっ? みたいな(笑)。私はお客さん目線で見れるから楽しみだなぁと思ってたんですけど、すごくガチガチに緊張してました。
――お正月は休めたんですか。
吉岡里帆:はい、31日が『紅白』だったので、お正月は、おばあちゃんとお母さんと東京に招待して、一緒に年越しを東京で過ごしました。その後みんな一緒に京都の実家に帰って、親戚一同、家族で集まって、みんなでお祝いしました。
■「パジャマでおじゃま」に出たかった
――それでは、子供の頃のお話を聞きたいんですけれども、そもそもテレビって好きでしたか?
吉岡里帆:好きでした! うちはテレビを観てるほうだったと思います。
――最初に記憶しているテレビって何ですか。
吉岡里帆:やっぱり『おかあさんといっしょ』ですね(笑)。「はみがきできるもん」とか、パジャマを着る……、
――「パジャマでおじゃま」?
吉岡里帆:そうそう、「パジャマでおじゃま」。あれに出たくて出たくて(笑)。めちゃくちゃ早くパジャマに着替えるっていうのを、お母さんにアピールしていました。
――あはは。
吉岡里帆:私の方が絶対あの子より早く着替えられる! みたいな。
■ふすまのスキマから『ウルルン滞在記』
――小学校の頃は?
吉岡里帆:私は映画がとても好きだったので、『金曜ロードショー』がテッパンで、家族みんなで観てました。当時は色々ありましたよね、夜に映画を放送するのが。
――ありましたね。『ゴールデン洋画劇場』とか。
吉岡里帆:あぁそう、『ゴールデン洋画劇場』は弟とワクワクしながら観てました。
――『刑事コロンボ』とかよくやってましたね。
吉岡里帆:そう、『コロンボ』! 『ターミネーター』とか、あとあれですよやっぱり、『酔拳』。
――ジャッキー・チェン。
吉岡里帆:そう、ジャッキー・チェン。アクション映画は弟とワイワイ言いながら観てた記憶があります。あと大好きだったのが、『ウルルン滞在記』。もう昔から『ウルルン』大好きで。でもあれって確か夜9時か10時でしたよね、放送が。
――日曜夜10時ですね。
吉岡里帆:小学生が観るには遅い時間で。親が9時には寝かせたがっていたので、私は寝室に行かされるんですけど、ふすまのスキマから開けてこっそり観てました。
――隙間から(笑)。
吉岡里帆:今回出演するドラマ『きみが心に棲みついた』で共演してる桐谷健太さんや向井理さんも出演されていたんですよ。だから私、絶対リアルタイムで観てるんですよ、お二人が「滞在」しているのを! あの番組に出られたなんて、すっごい羨ましくて! 撮影の空き時間は『ウルルン』の話を沢山聞きました。『ウルルン』がなくなるって聞いた時に、私も行きたかったーって絶望したくらい大好きな番組でした。
――観るだけじゃなくて、自分が行きたかったんですね(笑)。
吉岡里帆:特に過酷な回が好きでした。東南アジアとか、サファリ系の場所とかいいなぁって。
■『ビューティー7』っていうドラマがすっごい好きだったんです
――中学の頃はそんなテレビを観てましたか?
吉岡里帆:『あいのり』が人気でしたね。次の日、「観た?」って絶対学校で話題になって。「総理」がどうしたとか、「ゴキ」がどうだとか。
――ドラマは観てましたか?
吉岡里帆:『ケイゾク』です! 堤(幸彦)監督が好きで。『SPEC』が始まった時も、『ケイゾク』の続編って聞いて、もうワクワクして観ましたね。あの加瀬亮さんと戸田恵梨香さんのコンビが大好きで。それから『TRICK』は家族でみんなで観ていたシリーズのひとつです。
――家族みんなで!
吉岡里帆:うちは父親がすごく忙しい人だったので、土日にディズニーランドに行くとか温泉に行くとか、そういう休日があまり過ごせなかったんです。その代わり、夜にお父さんが帰ってきたら一緒に『金曜ロードショー』や『ゴールデン洋画劇場』を観たり、ドラマ観たりするのが、家族で過ごす大切な時間だったんです。家族ってもちろん世代はバラバラだけど、それでも一緒に楽しめるからいいですよね。家族が仲良くいられるためのツールだったかもしれないです。
――ああ、なるほど。
吉岡里帆:それから『ビューティー7』っていうドラマがすっごい好きだったんです。7人のエステティシャンを目指す見習いの子たちを、主演の桃井かおりさんが育てるというストーリー。私は毎週欠かさず録画して観てました。『HERO』もVHSに全部録画して、何回もすり減るぐらい観てました。ドラマ以外だと『プロジェクトX』とか、『情熱大陸』とか、ドキュメンタリー系もすごい好きです。
――それは子供の頃から?
吉岡里帆:そうです。たぶん両親が好きだからしょっちゅう一緒に観てたんです。特に、職人さんの生きざまみたいなドキュメンタリーが好きです。ひとつのことにストイックに、真っ直ぐ打ち込むという姿は、テレビで観るとより感化される気がするんです。私も頑張ろうみたいに。だから今だと、『情熱大陸』の次の日は、やたらやる気が出てます(笑)。
――そのお話はストイックな吉岡里帆さんの姿に繋がるようですけど、お父様は熱い人なんですってね。
吉岡里帆:物事に対して真摯に向き合っていくべきだっていう考えが強い人です。その分、優しい人でもあるんですけど。
■作りこんだコント大好き!
――ご家族とはテレビをよく一緒に観ていたというお話でしたけど、それでも「これは観ちゃダメ」みたいな制限はなかったですか。
吉岡里帆:テレビの制限……なんかあったかなぁ……。あぁ、『ロンドンハーツ』は観させてくれなかったですね、あんまり。観てると「ダメ、観ちゃ!」って(笑)。
――どんなところがダメだったんですか?
吉岡里帆:ドッキリ企画かなんかだと思いますけど、観ながら「好きな人にこんな裏切られたら最悪」とか呟いてたら、お母さんに「そんなことないからね」「大丈夫、愛は信じてればちゃんとあるから」って、説得された記憶がありますね(笑)。あと、バラエティ番組で言うと、ちょっと世代違うんですけど、私、『ごっつええ感じ』の大ファンで。『ごっつ』はビデオで借りてきてめっちゃ観てますね。やっぱり関西出身なんでお笑いが好きなんです。『吉本新喜劇』は毎週観てたし。あと私の世代だと『爆笑レッドカーペット』とか、『エンタの神様』とか。『エンタ』で、ドランクドラゴンさんやアンジャッシュさん、しずるさんを好きになりましたね。
――じゃあ、結構作りこんだコントの方が好き?
吉岡里帆:作りこんだコント大好き! 『ごっつ』に、私がすごく好きな「浸水家族」っていうネタがあって。YOUさんが浜田(雅功)さんを連れて、結婚を申し込むというコントなんですけど、お父さんが松本(人志)さんで、お母さんが今田(耕司)さん。あと犬が1匹いる。バッて玄関の扉を開けるとガーッて水が流れてくるっていう(笑)。それで浜田さんがウッてなってなるんですけど、YOUさんは普通に洪水の中をパーッと歩いていって、「ただいまー」みたいな。
――あはは。
吉岡里帆:「そうめん食べるー?」とかいって、そうめん台をガーッと作って、パーッと下りてくると、そうめんがバーンってビチャビチャの床に落ちて。それをカーッと手で洗って、「はーい」って(笑)。そういうコントを当時つくっていたのが三木聡監督。去年、映画(『音量を上げろタコ!』)でご一緒した時に沢山お話する機会があって、その頃のことを色々お伺いしたんですよ。
――へえ!
吉岡里帆:やっぱり当時はコント番組1つとっても、予算がたっぷりあって、豪快なセットの中、自由な演出をさせてもらって、ほんとにいい時代だったと。だからあんな面白い名作がいっぱい生み出されていたんだなって思いました。
■学生時代の落語の縁が、やがて鶴瓶さんに
――笑いですと、落語もお好きなんですよね?
吉岡里帆:はい。落語は、寄席に母とおばあちゃんとよく一緒に行ってました。
――どなたが好きだったんですか?
吉岡里帆:私はずっと桂春蝶(しゅんちょう)さんが好きです。あと、桂ざこばさんのお弟子さんのひろばさん。
――どういうところに惹かれたんですか?
吉岡里帆:ひろばさんは、酔っ払いのネタがすごく上手なんです。声がしゃがれてて、ちょっとやんちゃな落語というか、お行儀良くない感じの落語がすごく素敵です。春蝶さんは私が学生の頃に通っていた嵐山のアルバイト先の近くで、よく高座に立たれていたんです。それで、よく聴きに行っていたんですけど、あの頃はとにかくなんでもいいから勉強したいって思ってて、それで春蝶さんに「落語を教えて欲しいです!」ってお願いしたこともあるんです。
――へぇー、そうなんですか!
吉岡里帆:「まぁ弟子ってわけにはいかへんけど、お稽古はつけれるから」みたいな感じで、1、2回稽古をつけていただいたことがあります。その直後に映画のオーディションに受かって、仕事も増えていったので、高座に立つような機会はありませんでしたけど、もしかしたらそっちの世界に行ってたかもしれないです。
――けっこう、本気だったんですね。
吉岡里帆:そうですよ!
――高座ではないですが、鶴瓶さんとはアドリブ即興劇を展開する『スジナシ』で、ついに共演をされていましたね。
吉岡里帆:私が落語を教えて欲しいですと直談判した話が、春蝶さんから鶴瓶師匠に伝わったらしいんです。それがきっかけでゲストに呼んでくださったんです。昔の縁がこういう風に今に繋がってるんだなぁって感動しちゃいました。
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